2020東京五輪は、中国でも注目している人は多く、競技の結果だけでなく運営面でのニュースも多く伝えられている。中国のQ&Aサイト知乎にこのほど、「東京五輪で日本に対する見方に変化が生じたか?」と題するスレッドが立ち、中国人ネットユーザーがコメントを寄せている。

 コメントの大半を占めたのが「特に変化はない」というものだ。例えば、「初めて日本を見たわけでもないし、今まで日本人との接触が全くなかったわけでもないし」という人がいて、今回の五輪でも日本はイメージ通りだったということのようだ。
 
 また、日本に住んでいるという中国人は、「日本に来て10年になるが何も変わらない。物価も変わっておらずまるで時が止まっているかのようだ。わずかに消費税が上がっただけ」と述べており、五輪があっても日本は何の変化もない国と感じたようだ。

 ほかにも「何の変化もない。やっぱり日本は日本」、「日本は開催国としてどうなのかとの批判の声も中国国内にはあるが、そういうことを言っているのは前から日本が嫌いな人。東京五輪で急に変わったわけではない」などの意見もあった。

 なかには「新型コロナの感染があんなに深刻になっているなかで開催できたというのは、さすがは先進国だ」という声もあったが、このようなコメントは少数で、多くの中国人ユーザーは良い意味でも悪い意味でも日本に対する見方に変化はなかったようだ。(編集担当:村山健二)