イギリスの海外不動産投資
イギリスは4つの国(イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド)からなる連合国で、それぞれが持つ独自の文化や言語、習慣を大切にしています。
郊外には、建物が立てられないエリアがある等、計画的に緑豊かな風景を守る一方で、都市部を中心に古き良き伝統と新しい文化が交ざりあう街並みとなっています。
また、世界的に有名なケンブリッジ大学やオックスフォード大学など、伝統と歴史を誇るイギリスの大学は、あらゆる分野で質の高い教育を提供しており、世界中から学生が集まります。
このように、イギリスの魅力は様々ありますが、海外不動産投資の分野では、「公平な不動産取引プロセス」・「カントリーリスクの低さ」・「人口増加」・「不動産価格の安定的な上昇」という点から世界中の海外不動産投資家から注目されています。
ロンドン 投資注目エリア
日系幼稚園・日本人学校へ通いやすく、日系レストラン・日系スーパーも充実していることから、日本人のご家族に人気のエリアの一つです。
イーリング・ブロードウェイ駅はナショナルレール、地下鉄3路線が利用可能、またバスの始発駅となっており、ロンドン中心部やヒースロー空港へアクセスが良い点も人気の理由です。
築浅の分譲マンションも多く、日本以外の国の駐在員や現地の人からも需要が高くなっています。
ロンドンの西部に位置するホワイトシティは、ロンドン中心部まで地下鉄で約15分と利便性が良く、商業・住宅共に再開発が進んでいるエリアです。
大型ショッピングモール「ウェストフィールド」や、三井不動産の手がけるミクストユース(住宅、オフィス、ホテル、レストラン、シネマなど複数の機能で構成される街づくり)の複合施設、また2020年より引き渡しが開始されたWhite City Livingなどの高層物件の建設も進み、街並みが大きく変わってきています。
ビートルズのAbbey Roadでも有名になったSt John’s Woodは、ロンドンの北西地区(NW8)に位置する緑豊かで閑静な高級住宅街です。
ロンドンで3番目に大きい王立公園Regent’s Parkには、ボートを楽しめる湖や、12,000本以上の薔薇が咲くQueen Mary’s Gardens、子供の遊び場が4カ所あり、天気の良い日には多くの人が訪れて、自然の中でゆったりとした時間を楽しんでいます。
また、この周辺には評価の高い小学校が4校、中学校が3校、またアメリカンスクールがあり、エリア全体の教育水準が高いことから、お子様のいるご家族に特に人気があります。
隣駅のSwiss Cottageと2駅先のFinchley Road駅の間には日系スーパーもあり、日本人駐在員に人気のエリアとなっています。
ロンドン随一のショップ、劇場、レストラン、バーなどが集まっており、地元住民、観光客問わず多くの人で賑わいます。
昼間は買い物やランチを楽しむ人で賑わい、夜になるとおしゃれをした劇場鑑賞客が、ショーが始まる前のディナーを楽しみます。
また、コヴェント・ガーデンの中心地からTottenham Court Road駅の間にある、Seven Dialsというエリアは、コラム(石の円柱)を中心に7つの細い道路が伸びる環状交差点になっており、その道路沿いには上階が住宅、一階におしゃれで可愛らしいショップやカフェ、レストランが入る建物が立ち並び、絶えず人が集まります。
2022年10月にテムズ川沿いの歴史あるバタシ―発電所を再開発し、複合商業施設としてオープンしたエリア。
(バタシ―発電所とは、1933年の操業開始以来、ピーク時にはロンドンの1/5の電力を供給するほどの巨大発電所です。現在に至るまで多数の再開発計画が立案されては中止を繰り返していました。)
商業施設内には、140を超えるショップ、カフェ、レストラン、住宅、オフィススペースがあり、2023年にはこの発電所内にアップル社のロンドン本社もオープンするなど、注目を集めるエリアです。
歴史的な金融地区で弁護士、税理士、会計事務所などのプロフェッショナルファームをはじめ、多様な企業が集まるビジネスの中心地。
現在は再開発によって高層物件が建ち並び、ロンドンで2番目の高さとなる62階建ての商業ビル「22 Bishopsgate」や、三菱地所が手掛ける51階建てのオフィス「8 Bishopsgate」が目を惹きます。
また、「リバプール・ストリート駅」というターミナル駅があり、利便性が良いことも特徴です。この駅はロンドンの中でも利用者が多く、地下鉄4路線の乗り継ぎが可能です。
2022年には、新線エリザベスラインの開通によって、ヒースロー空港まで40~50分で到着できるようになり、利便性が更に高まりました。さらに、駅周辺の再開発も活発で、近年街並みが大きく変化しています。
このエリアはロンドンアイ、ビッグベン、シェイクスピアのグローブ座など観光名所へのアクセスが良く、「ウォータールー駅」というターミナル駅もあり、利便性に優れています。
ウォータールー駅前に開発された高層物件「サウスバンクプレイス」は、全部で8つの棟で構成されています。
建物内は高級感あふれる空間が広がり、高層階からはロンドンの歴史的な街並みを一望できます。設備もフィットネスやスパ、プール、ラウンジ、バーなど充実しており、ゆったりと寛ぐことができるデザインとなっています。
また、グランドフロア部分は、オフィスやショップが入った複合施設で、周辺にはレストランやカフェ、バーが充実しており、利便性が良い点も特徴の一つです。
テムズ川の南側に位置する、カリビアンやアフリカ系の移民が多いエリア。
地下鉄のZone1圏内で利便性が良い割に家賃が低い為、学生を中心に人気があります。東アジア(日中韓)の学生も多く、アジア系のスーパーやレストランもあります。
元々は治安が悪いエリアとしてガイドマップ等に記載されることもありましたが、現在は地下鉄駅直結の大型ショッピングモールを中心とした再開発計画に伴い、治安が改善傾向にあります。
おしゃれなカフェやレストランも増えており、より安全で魅力的な街並みへと生まれ変わり、そこで暮らす人々にも変化をもたらしています。
莫大な資金を投じて都市開発された、新金融都市カナリーワーフ。
この地域の都市開発が進められた背景の一つに、金融街シティのオフィスビルのフロアが小さく、大きなフロアが熱望されていたことがあります。
現在は名実共に金融副都心として定着し、中心部にあるワン・カナダ・スクエアの両脇にはシティグループとHSBCのシンボル・タワーが勢揃いしています。
集合ビル開発は未だ続いており、金融業をはじめとした高所得者の平日用セカンドハウスとしての需要(1ベッドルームやスタジオ)が高いエリアとなっています。