海外不動産を所有することは、リスク分散の一つとしても知られており、不動産投資家の方から注目を集めています。
一方で、海外不動産投資を始めてみたいけど、自分に向いているのだろうか?できるだろうか?といった思いから、ハードルが高く感じている方も多くいらっしゃいます。
このようにお考えの方に向けて、今回は海外不動産投資に向いている人と始める手順をご紹介します。
目次
海外不動産投資が注目されている理由
まずは海外不動産投資が注目されている理由をご紹介します。
・不動産価格が継続的に上昇しているから
海外不動産投資が注目されている理由の一つめは、海外の不動産価格が上昇しているからです。
不動産価格が上昇してから売却することにより、「キャピタルゲイン」売却益を得ることができます。
特にカンボジア、タイをはじめとする東南アジアでは、経済成長や都市化に伴い、不動産価格が上昇を続けています。
また、イギリスのような先進国も、長期的にみると価格上昇を続けており、安定した投資先として人気があります。
このように不動産価格の上昇による売却益により、海外不動産投資は注目されています。
・人口増加している国では、安定した家賃収入が得やすいから
海外不動産投資が注目されている理由の二つめは、人口増加している国では、安定した家賃収入が得やすいからです。
人口が増加している国や地域では、住宅需要が高まるため、家賃収入が安定して得られる可能性が高まります。
たとえば、イギリス・ロンドンの不動産市場は、海外留学生や移民の急増による、高い需要に対して、物件の供給が足りていないため、年々賃料が上昇しています。
日本は人口減少が加速していますが、世界には人口増加している国が多くあります。
そのような住宅需要の高い国で、安定した家賃収入を得られる期待から海外不動産投資は注目されています。
・資産分散でリスクを抑えられるから
海外不動産投資が注目されている理由の三つめは、資産分散でリスクを抑えられるからです。
特定の国や地域のみに資産を保有していると、政治・経済の混乱や災害、為替変動が起こった際にすべての資産が影響を受け、大きな損害となってしまいます。
一方、海外の不動産を所有し、異なる国や地域に資産を分散させることで、特定の市場や経済状況に依存しない安定的な投資が可能となります。
このように、資産を分散することでリスクを抑えられることが、海外不動産投資が注目されている理由の一つです。
海外不動産投資に向いている人
ここからは海外不動産投資に向いている人をご紹介します。
・海外に移住したい人
海外に移住したい人は海外不動産投資に向いています。
海外移住を計画している人にとって、移住先の不動産を購入することで、住環境の事前確保と資産形成を同時に行うことができます。
すぐに住むことができない場合でも、物件を賃貸に出して家賃収入を得ることができ、将来的には自身で住むことも可能です。
また、海外不動産をすでに所有していることは、実際に移住する際の安心材料となり、現地での生活基盤を早く安定させることができます。
国によっては一定額以上を投資した外国人に対して、永住権を付与する制度もあります。
・海外に住んでいる人
すでに海外に住んでいる方(住んだことがある方)は、海外不動産投資に向いていると言えます。
現地に住んでいるため、生活の利便性や人気エリア、治安などについて実際に把握しており、賃貸需要の高い物件かどうかを含めた適切な投資判断を行いやすいというメリットがあります。
また現地に住んでいることで、物件の内覧や契約手続き、購入後の管理対応を迅速に行うことができます。
・運用資金に余裕がある人
運用資金に余裕がある人は、海外不動産投資に向いています。
基本的に海外居住者が投資先の銀行融資を受けることは難しいため、日本で全額準備することが一般的です。そのため、初期投資額を十分に用意できる資金的な余裕が必要です。
ただし、金融機関によっては、不動産価格の50%までを担保してくれるものや、不動産価格を全額融資してくれ、経費の部分(不動産価格の10%程度)を準備することで購入することが可能な場合もあります。
いずれにせよ、初期投資として物件の購入費用、税金、諸費用などがかかってくることを加味すると、資金に余裕があることにより、精神的にも余裕をもって投資を行うことができます。
海外不動産投資をはじめる手順
ここからは、海外不動産投資を始める手順をご紹介します。
① 目的を明確にする
まずは、投資の目的を明確にすることが重要です。キャピタルゲイン(売却益)を狙うのか、インカムゲイン(運用益)を狙うのか、それとも自身の居住目的なのかなど、目的を明確にしましょう。
② 不動産会社に相談する
目的が明確になったら、不動産会社に相談してみましょう。現地の不動産会社や海外に拠点を持つ日系不動産会社に相談することで、エリア選定・マーケット情報などについてのアドバイスを受けることができます。
③ 投資先を決める
不動産会社に相談した結果や、自身で調査した情報をもとに、目的に合った国や地域を選定し、投資先を決めましょう。
各国の現在の経済状況および今後の予測、不動産市場のトレンド、法規制などを踏まえて、よく検討したうえで決定します。
④ 物件を選んで購入する
投資先が決まったら、具体的な物件を選定しましょう。
現地視察やオンラインでの物件見学を行い、目的に合った適切な物件を見つけます。
契約締結や決済の流れ、注意するポイントは国によって異なります。エイブルのホームページにも不動産取引の情報を掲載しているので、よろしければご覧ください。
→エイブル海外不動産情報ホームページを見る
まとめ
今回は、海外不動産投資に向いている人と始める手順をご紹介しました。
海外不動産投資はうまく活用すれば、有効な資産形成の手段となります。
自身で海外不動産を購入する目的を決め、事前によく情報収集・検討したうえで始めましょう。
「海外不動産投資に興味がある」
「疑問点があるので教えてほしい」
などございましたら、エイブルまでお気軽にご相談ください!