ニューヨークのタクシー業界のお話です。

 

ここ数年はUberがどんどん普及し、とうとう昨年2017年には、Uberの一日あたりの乗客数がイエローキャブを上回りました。ここで困るのがキャブのドライバーなので、アプリによる配車サービスの導入等を進めているようですが、客離れに歯止めがかからず、キャブのメダリオン(営業許可証)の価値も下がる一方とのこと。

 

ニューヨーク市での普及台数も、キャブが約1万3000台に対してUberは既に6万台以上と大きく差をつけられており、Uberドライバーの中には年収 $3,000万円以上を稼ぐスーパードライバーがいるという噂もあります。

 

当社もお部屋のご案内等で日常的にUberを利用することが多くなっていますが、事前にルート設定ができ、料金も自動決済の為、とても効率的に使用できて重宝しています。

 

「速くて安くて綺麗」なUberを生活の足として選ばない理由が無くなってきていますが、イエローキャブはニューヨークの風景の一部にもなっていて、このまま減少してしまうのは少し寂しい気もしますので、独自のメリット確立など、キャブ業界にも頑張ってもらいたいところです。