香港で賃貸・アパート物件の契約時に必要な書類や費用についてご紹介します。但し、物件によって異なります。
必要費用一覧(書類)
香港での賃貸契約・ご入居時の必要費用に関して
契約時に必要な費用(書類)
手付金
契約を前提に予約金としてオーナーに渡して仮契約を結びます。通常は家賃の1ヶ月分で本契約時に最初月の家賃として充当されます。
キャンセルした場合はペナルティーとしてオーナーに没収されます。
家賃
広東語で「租金」と呼ばれます。契約開始日から1ヶ月間を区切りとして、通常は日割り計算されません。香港の家賃には管理費と税金が含まれる場合がほとんどです。支払い方法はATMでオーナーの口座へ直接振込みが一般的です。
敷金(保証金)
敷金(保証金)またはセキュリティーデポジットと呼ばれます。家賃滞納など債務不履行の補填、部屋の破損修理などにも充当されることがありますが基本は全額返還される性質のものです。
管理費
管理費は建物共用部分の維持・保全に必要な経費で、通常オーナーの負担となります。金額と内容は賃貸契約には直接関係なく、契約期間中の変更もあります。
公共料金
電気、水道、ガスの名義は通常オーナーの名義になっています。使用住所と請求書に記載されている顧客番号を確認して料金を支払います。ATMからの振込みが一般的です。ガスは通常、「見込み請求」で使用量を自己申告して調整します。電話の録音サービスで申告して下さい。
インターネット
インターネットは電話回線を使ったADSL方式が一般的です。プロバイダーは最大手PCCWをはじめ何社かあります。エリアやマンションによって通信速度が違い、料金にも差があります。2年間の固定契約を結びます。ネットを介して日本のテレビ番組視聴を提供するサービス会社もあります。
飲用水(オプション)
香港の水道水を直接飲むのはお勧めできません。水道水を沸かした湯冷ましなら飲用に適します。飲用水は蒸留水やミネラルウォーターをスーパーで買い求めるか、またはサプライヤーと契約してウォーターディスペンサーと大型ボトルの水を購入し、定期的に配達してもらう方法もあります。