日本の味が深センに集う　16店舗で横町、食文化を発信

世界のスタートアップ企業が集まる中国の深センに2019年3月、日本の飲食店を集めた「日本食街」が登場されると発表されました。シンガポールを拠点にレストラン運営などを手掛けるPJビジョナリーと、香港上場のニラク・ジー・シー・ホールディングスが組み、複合商業施設に16店舗からなる「横町」をつくる予定です。日本食や日本文化を発信する拠点を構築したい考えです。

大型商業施設「アッパーヒルズ」の中に日本の飲食店が集まるエリアを設けます。PJビジョナリーは米ハワイ州ホノルル市の中心部にも日本食街を開設しており、観光スポットとなっています。若者やビジネスパーソンが多い深センの特徴を踏まえ、幅広い客層を受け入れられるつくりになる予定です。

PJとニラクの合弁企業が3千平方メートルの土地を賃借して、三菱地所が外部コンサルタントとして飲食店の誘致などを担い、月桂冠が日本酒の文化紹介などで協力します。