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エイブルネットワーク 広州店からのお知らせ
2020/03/06
新型コロナウイルス関連情報(広州市における感染症の防止抑制をより一層強化する作業に関する通告の発表について)
3日,広州市の新型コロナウイルス感染による肺炎の予防作業指揮部は,感染症の防止抑制をより一層強化する作業に関する通告(第4号)」を発表したところ,要約は次の通りです。なお,この通告は,発表をもって即日施行されますが,終了時期は未定です。
この通告の規定3及び4から,居住エリアによっては日本などから広州市に戻って以降14日が経過していない者に対し、隔離措置が課される場合があると考えられますのでご注意ください。
「広州市新型コロナウイルス感染による肺炎の予防作業指揮部 感染症の防止抑制をより一層強化する作業に関する通告(第4号)」(2020年3月3日)
目下,広州市の疫病防止抑制は最も重要な時期にある。人の移動や大勢で集まることは,依然として感染のリスクを高める要因である。人々の生命の安全と健康を保障するため,感染症の防止抑制をより一層強化する作業に関し本通告で各自に要求することは以下のとおり。
1 各主体が責任をもって防止抑制措置をとることを厳格に要求する
各地の政府,部門,組織,市民個人は,皆政府の指示に基づいて厳格に感染防止・抑制に取り組むこと。市民は各居住区(村),職場などの組織の感染防止・抑制の取り組みに積極的に参加し,協力する。
2 各個人が予防措置を厳格に講じる
外出を控え,他の家への訪問を控え,集まりを避け,会食を避け,まめに手を洗い,清潔を保ち,外出時にはマスクを着用する。汚染の無いルートでの外出をする,公共交通利用時に会話を控える,買い物や行列の際にも他人と密着しない(1m以上離れる)。
3 (市外から)広州市に入ってくるものを厳格に管理する
市外から市内に入ってくる渡航者は,空港,鉄道駅,バスターミナル,ふ頭などで運輸組織の管理に積極的に協力すること。自覚をもって体温検査を受けること。広州市に到着した当日に,スマホアプリ「穂康」に登録するか,所属組織,居住エリア(小区・村)に報告する。重度感染地域への旅行歴や,健康状態について虚偽報告し,感染拡大の発端となった場合には,法に基づく責任を追及される。中国国内の重度感染地域からは,勝手に広州市内に入らないこと。
重度感染地域から広州市内に戻ってきたものは,自宅もしくは集中隔離施設で,14日間の健康観察を受ける。各自宅で隔離措置を講ずる場合は,一人一人が部屋を確保すること。これが満たせない場合は,集中隔離観察場所で隔離を受ける。隔離期間中には,それぞれ核酸検査を受け,一律に外出してはならないこととする。14日後,症状がなく,再度核酸検査を受け,陰性だった者について,健康観察が解除される(隔離の日数は,重度感染地域から広州市内に入った日を境に計算する)。
自宅での隔離を実施するものが規定に反した場合は,集中隔離施設に移され,相応の責任を負う。中国国内のその他の地域から広州市に入った者は,14日間,職場への出勤を控え,外出してはならない。集まりを組織したり,会食に参加しない。発熱等の症状が見られた場合には,直ちに指定病院にて診察を受けること。すべての中国入国者(中国語:入境者)は健康について申告し,分類管理をしなければならない。
4 居住エリア(小区・村)を厳格に管理する
居住エリア(小区・村)では往来する人の体温検査や,通行証による管理などを行う。市外から出稼ぎにきた人々については,健康検査を入念に行う。住居の賃貸業者,住居を提供している者は,居住者の健康について責任を持ち,感染防止・抑制を行わなければならない。政府や居住エリアの作業員が行う感染防止・抑制に関する作業に非協力的な者は,法に基づく責任を追及される。感染者が発見された居住エリアでは,「閉鎖式管理(中国語:封閉管理)」等により,人の往来を制限する。
5 操業再開・生産再開の企業における感染抑制を厳格に行う
操業再開・生産再開の企業は,内部での感染防止・抑制を徹底し,オフィス,生産現場,休憩場所等の清潔を保ち,消毒,通気をよくするなど措置を講じる。従業員を宿舎に住まわせている場合は,原則として,1部屋に6人を超えない範囲で,1人当たり2.5平米を確保する。大規模企業に対しては,集中隔離健康観察場所を独自に設けることを奨励する。中小企業に対しては,地区政府が同施設を提供する。
6 商業エリアにおける感染抑制を厳格に行う
商業施設,オフィスビル,スーパー,レストラン,ホテル,野菜市場,展覧会場などの商業組織においては,清潔,消毒,通気などを基本とし,体温検査やマスク着用の管理を厳格に行う。発熱(37.3度),咳がある場合には,施設に入れず,付近の病院へ受診を促す。
バー,ダンスホール,映画館,ゲームセンター,カラオケ,ネットカフェ,劇場,銭湯,オークション会場,その他大会議場等人が密集するエリアは,現時点で開放しない。また,商業エリア内にある,授乳室,児童娯楽スペース,室内娯楽スペース等のサービスも停止する。
7 特殊エリアにおける感染抑制を厳格に行う
拘置所,強制医療所,監獄,精神病棟,社会福祉所,老人ホーム,母子センター等の特殊な機関については,各省,各市は責任をもって感染防止・抑制を行う。
8 野外開放エリアにおける感染抑制を厳格に行う
公園や野外観光地等では,人の往来を厳格に管理しなければならない。積極的に予約入場制等を導入し,合理的に内部の人数を制限する。
9 学校における感染抑制を厳格に行う
教育行政部門や,各種学校ではより一層紀律を明確化し,学生に対しては定められた期限よりも前に学校に戻らないように指導する。学校校舎内の住人に対しても管理を強化する。
10 医療機関における感染抑制を厳格に行う
各等級の病院は相対的な閉鎖式管理(中国語:封閉式管理)を行い,すべての人に対して指定した出入口のみを使用させ,マスク着用,体温検査を徹底する。また,発熱外来に訪れた人,流行性の病気の普通外来に訪れた人,入院中及びこれから入院する人すべてに対し,核酸検査を行う。新型コロナウイルス感染患者の退院は厳格に管理し,集中隔離観察を徹底する。再度陽性反応が出た患者に対しても,管理を強化し,引き続き病院において一人一部屋の隔離を徹底する。疑似患者に対しては,確定症例患者と同様の規則にのっとり扱う。
11 作業員グループの感染抑制を厳格に行う
介護士,清掃,警備,飲食業,運送業等の従業員は重点的なグループ労働者として感染防止・抑制の管理を強化する。体温検査,各個人での感染防止策啓蒙,感染防止に必要な物品の保障,宿舎の保障,消毒,通気を徹底する。
12 スマホアプリ「穂康碼」を普及させる
各居住エリアで「穂康碼」を使った個人認証,通行管理を行う。通行者(車等での往来者も含む)は,個人のQRコードを提示し,チェック後に居住エリアに入ることができる。各組織が得た個人情報の流出や勝手な利用は行わない。
13 ラッシュ時間帯の通勤退勤を避けることに努める
各オフィスにおける各職場が従業員に対し融通の利くオフィスアワーを提示し,在宅勤務,リモートワーキング,交代制等を導入することを推奨する。ラッシュ時間帯の通勤退勤を避け,人々が一か所に集中するのを避けることも推奨する。
本通告は,発表をもって即日施行する。本通告内容の終了時期は未定。
広州市新型コロナウイルスによる肺炎の予防作業指揮部
2020年3月2日
(掲載元:https://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/consular/doc/20200305.html)
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