猛暑の真夏を迎え、中国では「夜間経済(ナイトエコノミー)」が都市部の消費をけん引している。  夜間経済とは夜6時から翌朝6時までの経済活動を指す。地元グルメや土産店が集まった「夜市」の開催、美術館や博物館の夜間営業、ディナー、ショッピング、舞台、書店の深夜営業、夜間のデリバリー、ナイトクルーズなど幅広い。  北京市では、週末や祝日に万里の長城(Great Wall of China)・八達嶺(Badaling)を夜間開放し、ライトアップされた万里の長城を楽しむ「夜長城」イベントを実施。昨夏には「北京消費シーズン・夜の首都2022」キャンペーンを始めて総額1億元(約19億7107万円)の飲食クーポン券を配布し、夜間の飲食注文量が全体の48%に達した。

【東方新報】より