ソウルお役立ち情報
韓国の保証金制度
韓国の保証金制度とは
韓国では「不動産管理会社」「保証会社」がほとんどなく、大家さんが物件を自主管理するケースが一般的です。
そのため、大家さんは借主(お客様)の家賃滞納や原状回復費用等のリスクがあり、リスク軽減の為に、日本に比べ高額の保証金を借主(お客様)から預かります。
保証金は家賃の約10ヶ月分が一般的で、退去清算後問題がなければ返金されます。
ソウルワンルームの家賃と保証金相場
ソウルは物価の上昇や政府政策の影響により、年々保証金と家賃が上がる傾向にあり、ワンルームの平均保証金は約50万円、平均家賃は約7万円になります。(1,000ウォン=100円計算)
物件にもよりますが、ソウルで1Rを探す為には保証金50万円・家賃7万円は必要とされます。
高額な保証金を守るにはどうしたら良いでしょうか?
万が一契約中の賃貸物件が競売にかけられても、対抗力のある借主(お客様)が、貸主(家主)に預けた保証金の一定額を他の権利者より優先して返してもらえる権利を「最優先弁済権」といいます。
・対抗力を持つためには①確定日時申告 ②滞在先申告 ③実入居及び居住が必要です。
※①確定日時申告と②滞在先申告は、ご本人様が契約した物件の管轄の行政福祉センターに直接訪問して手続きする必要があります。
・返してもらえる保証金の上限は、ソウル基準:550万円(1,000ウォン=100円計算)です。※保証金は1,650万円以下が条件