お部屋探しの日韓比較

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韓国では申込書の代わりに契約金の10%を支払い部屋止めをします（これを仮契約と言います）。

ソウルでのお部屋や事務所探しの一般的な流れ

STEP１. 希望条件の決定

まずはエリアや家賃といった希望条件を明確にしておきましょう。
住みたいエリアを決める上で重要なことは、自分が重視したい条件は何かを考えること。治安や職場・学校などへの交通の便、買物の便、家賃など、いくつかの条件を箇条書きにしてみると優先順位がつけやすいでしょう

STEP２. お問い合せ

電話、LINE、E-mail等でお問い合わせください。お問い合わせいただくと条件をヒアリングし、元付不動産と連携してお客様の条件に合う物件を検索し始めます。
渡韓前のお客様には、ご契約を希望される物件をお申し付けくださると、元付不動産業者を通して物件の写真又は動画をご提供いたします。

STEP３. 契約条件の相談

気に入った物件が見つかったら、現地不動産を通じて具体的な契約内容の交渉に入ります。
契約条件に双方同意する場合、契約意思を表明するため、仮契約金を振込む（賃借人→賃貸人）準備を始めます。
契約をしたいと思うお部屋が見つかったら、契約期間・賃料・管理費・特約事項など、契約書をかわす前に条件を確認しましょう。

STEP４. 仮契約・契約・入居

（１）仮契約・契約

気に入った物件が見つかりましたらいよいよ契約です。
費用の準備等ですぐに契約できない場合は、一先ず手付金を払って仮契約を結び、後日に本契約を締結します。契約書は、元付不動産が作成し、弊社がダブルチェックしたうえでお客様にご案内いたします。契約時に必要な費用と書類を事前にご準備ください。
契約書は絶対のルールです。入居後にトラブルにならないように、気になることは必ず尋ね、すべてを明確にしてからサインをしましょう。
最初に保証金、前家賃（1ヶ月分）、管理費（1ヶ月分。前払いの場合のみ）、コンサルティング手数料、仲介報酬を支払う必要があります。
仲介報酬は法定基準が決まっており、家賃の約50%ほどです。

（２）入居

ご入居されましたら、各備品やお部屋、水回り、ブレーカーの位置、家具家電（ある場合のみ）をご確認ください。
設備の不備･故障及び破損箇所がございましたら、早めにご連絡ください。
鍵渡し後1ヶ月を過ぎますと、入居者の負担で修理していただく場合もあります。

STEP５. 中途解約

契約期間中に退去をご希望の場合は、大家様の同意を得ることで中途解約が可能です。
中途解約の際には、一般的に以下の費用が発生いたします。

①次の賃借人の契約開始日までの月額費用（賃料、管理費、光熱費、その他諸費用）のお支払い

②次の賃借人対応にかかる元付不動産の仲介報酬のお支払い
退去希望日を基準に、少なくとも2か月前までに解約の旨をお知らせいただければ、退去希望日までに次の賃借人が決まる可能性が高くなります。
尚、韓国では入居中でもお部屋の内覧が可能なケースが一般的です。
退去希望日に合わせてスムーズに次の入居者を募集できるよう、内覧へのご協力をお願いいたします。

STEP６. 契約終了及び更新・延長

契約期間の終了は契約の終了を意味します。契約終了と共に退去される場合にも、引き続き契約を希望する場合（更新・延長）にも、通常契約期間満了の2ヶ月前に通知が必要です。
※更新は100％可能ではありません。
韓国の不動産賃貸借契約は、契約する時点から期日を指定した定期借家契約です。そのため、契約更新の出来ない場合もあります。

STEP７. 退居

お部屋を明渡す時の原状回復義務は契約当事者（賃借人）にあり、入居時と同じ状態での引渡しとなります。
退去日が決まりましたら、契約書上の賃貸人又は元付不動産にご連絡ください（契約当事者からの通知ではないと解約の効力が発生しません）。通常、最終月の家賃は日割で計算します。