台湾・台北の生活情報

台湾・台北の生活情報

台湾・台北での生活に関する情報です。日本の生活とは異なる点が多くありますので、ご注意ください。

1.水道光熱費

水道、ガス、電気、電話(貸主の回線使用の場合)の名義は通常貸主かその家族の名義になっています。水道・ガス・電気は2ヶ月に1回、電話は毎月請求書が来ます。ガスは通常、使用度数を自己申告します。2ヶ月に1回、建物の入口かエレベーター内、掲示板等に度数を記入するピンク色紙が貼られますので住所を確認して記入します。請求書が来たら使用住所を確認して支払って下さい。銀行・コンビニなどで支払えます。銀行引き落としも可能です。

2.管理費

共用部分の維持・保全に必要な諸経費で、借主の負担となります。金額と内容は賃貸契約には直接関係なく、契約期間途中での変更もあり得ます。又、管理人が常駐している住宅は年末年始等に紅包(お年玉)の支払いが必要な場合があります。微収方法も毎月ごとから複数月、一括の所まであります。

3. 給湯器について

ガス湯沸し機タイプの場合、換気にご注意下さい。密閉されたベランダや室内にガス湯沸し機が設置されている場合は、ご使用の際は必ず窓を開け十分に換気出来る様にする必要があります。閉めきった部屋での使用は中毒の恐れがあり非常に危険です。ガス湯沸し機は殆どが単一乾電池で点火しています。湯が出なくなった時は先ず電池を交換してみてください。

4.ガスについて

ガスの元栓はガスメーターの近くにあります。長期で不在になる際は元栓を締めておきましょう。ガスは使用度数を自己申告することになっています。2ヶ月に1回、建物の入口かエレベーター内、掲示板等に度数を記入するピンク色紙が貼られます。住所を確認して度数を記入してください。記入を忘れた時は推定値で請求が来ます。

※日本から持ち込んだガス器具は絶対に使用しないで下さい。台湾のガスは日本より火力がかなり強く、非常に危険です。

5.鍵について

無断で鍵の増減はできません。貸主に確認が必要です。

玄関のドアは閉めると自動でロックされる鍵がよくあります。鍵を部屋に置いたまま外に出て中には入れなくなるケースがよくあります。外に出る際は必ず鍵を持っていることを確認してください。もし締め出された場合は鍵屋を呼んで開けなければならなくなります。又、紛失した場合、鍵によってはドアに穴をあけたりドアを破壊しなければならないタイプもあります。

6.電力

台湾の家庭電力は通常110V・60Hzで、電圧が不安定です。日本から持ち込まれた電化製品は利用できる物もありますが許容電圧の表示を確かめてご利用下さい。クーラーのコンセントは220Vですので普通の電化製品は利用できません。集中して大量の電化製品を使用したり、タコ足配線にならない様注意し、無理な使用をしないよう心がけて下さい。精密な電気製品(パソコン等)には変圧器の利用をお勧めします。

7.水回り

トイレの排水は一般に良好とは言えません。できればトイレットペーパーを流さないほうがいいと思います。流す場合でもトイレットペーパーを必ず使用し、ティシュペーパー等は使用しないで下さい。一度に多くの物を流さない様に注意をして下さい。一旦トイレがつまると千元~数万元の費用が必要になります。勿論、使用者の負担になります。又、風呂場での異物や髪の毛には注意して下さい。台所の排水には生ゴミなどを流さない様にして下さい。

8.水道水について

水道水は一度煮沸して飲用します。水道水をそのまま飲まないほうが安全です。或いはミネラルウオーター等を購入しましょう。

9.エアコン

最近は分離式も増えましたがまだまだ窓式一体型が主流です。通常暖房は無く冷房のみです。長く使用しているとガスが不足して冷えなくなりガス交換が必要になります。ガス交換の場合は業者を呼ぶことになります。フィルタークリーニング等によって冷え方がかなり違いますので、先ずはお試しください。

10.テレビ放送

台湾のテレビは地上波は4局だけですが、ケーブルテレビを契約すれば60チャンネル以上の番組を見ることが出来ます。その中にNHKワールドや日本の番組を専門に放送するチャンネルもあります。受信料は月々約600元で初回接続費用が1500~2000元程度です。日本から持ち込んだテレビなどチャンネル数が足りない場合、別途CATV用のチューナーを購入する必要があります。1500~2500元程度です。

パラボラアンテナとチューナーが設置できればBSやCSを見ることが出来ます。但し、パラボラアンテナはマンションによっては取付けできない場合があります。

11.インターネット

インターネットは通常電話回線を使います。ダイヤルアップ式ならプロバイダーと契約していれば一般の電話回線をそのまま利用できますが、現在台湾では電話回線を使ったADSLを利用するのが一般的です。台湾のプロバイダーは 中華電信のHinet、Seednet、日系のSo-Net台湾‥等があります。

12.日本の新聞、雑誌について

日本の新聞、雑誌を扱っている書店は多くありますが、宅配・郵送も可能です。新聞は台北市内では発刊日当日内に配達されます。料金は月2000元~3000元程度です。

13. ゴミについて

台北市内でゴミを出す場合は、一般ゴミは有料専用ゴミ袋による回収で、資源ゴミ(リサイクル品)は分別回収となっています。専用ゴミ袋はスーパー・コンビニ等で販売されています。通常は、指定の日時に指定場所に来るゴミ回収車へ自分でゴミを運んで捨てますが、マンション内で回収処理している場合もあります。又、管理人・警備員がいるからといってマンション内で処理してくれるとは限らないので注意が必要です。

14.治安について

台湾は諸外国と比べると比較的治安は良好ですが、日本人が事件事故に巻き込まれた事が無いかというと、そうではありません。常に警戒心を持ち、用心を怠らない事が大切です。スリや空き巣、ひったくりなどの被害に遭った方もいらっしゃいます。交流協会では安全であるための3原則として 1 目立たないこと 2 行動を予知されないこと 3 用心を怠らないこと の3つを上げています。犯罪の中には日本人を狙ってくるものもありますし、空き巣などの泥棒は必ず下見をし、行動を予測して実行に移ります。長く住んでいると慣れで注意力が散漫になってきますが、常に用心を怠らないようにしましょう。
詳しくは、交流協会のホームページをご参考下さい。

交流協会のホームページ (http://japan-taipei.org.tw)
交流協会台北事務所台北市慶城街28號 通泰商業大樓 TEL:+886-2-2713-8000(代表)

在留届

3ヶ月以上の滞在に必要で、交流協会に届け出ます。交流協会では台湾在住の日本人の皆様が不慮の事故や事件、災害に巻き込まれた際に、「在留届」を基に皆様の所在地や緊急連絡先を確認し援護活動を行います。又、旅券法第16条(外国滞在の届出)により、外国に住居または居所を定めて3ヶ月以上滞在する人は、その地を管轄する日本国大使館、総領事館等に在留届を速やかに提出するよう義務付けられています。

15.車、交通について

車優先社会で、荒っぽい運転をするドライバーもたくさんいます。マナーも良いとは言えません。たまに逆走も見かけます。横断歩道を渡る時は信号が青でも油断すると危険です。又、歩道の上をバイクで走る人も時々います。十分注意して下さい。

台北の交通手段はタクシー、市内バス、MRT(地下鉄、モノレール)になります。中でも市内バスは慣れれば安くて非常に便利です。

16.乗り物について

タクシー

台北では流しのタクシーが多数走っており、大体どこでも拾えます。短距離でも利用できます。ただ、乗り降りにはドアの後方を十分確認して下さい。車道には多数のバイクが縫う様に走っています。車と車の間、車と歩道の間をすり抜けてバイクは走っていきます。歩道のそばに停車しても安心出来ません。注意しないと開けたドアにバイクが突っ込んでくるかも知れません。又、深夜の女性ひとりでの乗車は防犯上避けた方が無難です。

MRT(地下鉄、モノレール)

現在運行しているのは 木柵線、淡水線、中和線、新店線、板南線の5線です。最新の設備を備えた交通システムで、どの駅も新しくて綺麗です。改札は全て自動改札です。切符はカード式で販売機の行き先ボタンを先に押してお金を入れます。カードは降車時に回収されます。全面禁煙で車内の飲食(ガムも不可)は禁止されています。見つかると罰金を科せられるので、気を付けて下さい。

市内バス

市内バスは便数も多く市内中に路線があり、最も便利な交通手段です。バスレーンのあるルートでは渋滞に巻き込まれる心配もありません。ただ、運転は少々乱暴です。又、乗る前に路線と地理をある程度理解しておく必要があります。バス路線の本がありますので、乗る前に購入しておいたほうが良いでしょう。乗る時はバス停で手を挙げて止めます。降りる時は目的のバス停が近づいたら車内のボタンを押します。(最近見ませんが天井のベルトを押したり、車内の天井近くのヒモを引張って知らせる場合もあります。)通常、車内のアナウンスはありませんので注意して無いと通りすぎてしまいます。料金は乗る時に払う場合と降りる時に払う場合があります。基本料金は15元で、紙幣を出してもおつりはくれません。車内に両替機は無いので事前に小銭の準備が必要です。少々慣れが必要ですが安くて便利な交通手段です。

17.病院について

台湾の医療水準は、大体日本と同じです。診療時間も夜9時ぐらいまで診察している所も多いので仕事帰りに利用することも出来ます。

台湾に4ヶ月以上滞在する外国人は全民健康保険への加入が義務付けられています。

18.その他注意事項

入居中の不具合、故障等について

入居しましたら、各備品やお部屋、水回り、電気関係、ブレーカーの位置を再チェックして下さい。不備があれば早めに家主へ連絡が必要です。鍵渡し後1ヶ月を過ぎますと、ご入居者の負担で修理しなければならない場合もあります。小修理や消耗品(電球、蛍光灯、水道のパッキン等)の交換は入居者の負担になります。台湾では建物.設備等で品質の良くない物も多く、不具合や故障もよく起こります。不具合の程度・状況によっては、我慢をしなければならない場合もあります。

修理業者等の手配について

お部屋や設備の修理で修理業者を呼ぶことになった場合、日取りを決めてその日にご自宅でお待ち頂くことになります。通常ご連絡頂いてから翌日以降の日取りとなります。殆どの業者は時間の指定が出来ません。午前か午後といった予定になり、よく遅れます。又、日曜祭日は休みで、家電製品の修理の場合土曜日も休みになる場合もあります

盗難・失火に関して

契約期間中、室内の管理・保全義務がご契約入居者にあります。入居後の室内の損害、事故、盗難等に関しては入居者の責任となります。盗難や失火には十分に注意してください。万一の為に保険への加入をお勧めします。

停水、停電等

年に1~2回程、建物の水槽清掃のため停水する事があります。又、近くでの工事がある時なども停水する事があります。どちらも一階入口の所か管理人の所に貼り紙が出されます。停電の際も同様です。

偽業者について

ガスの点検と称して訪問し、ガス漏れを指摘して高価な安全装置を売付けたり、必要の無い部品交換を行って費用を請求したりする偽業者がいます。又、有線テレビの受信料集金を騙った偽集金員もいる模様です。不審な人物には十分ご注意下さい。

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