1. 香港トップ
  2. 香港お役立ち情報
  3. 香港人は、とにかくスープを飲む!?

香港お役立ち情報

香港人は、とにかくスープを飲む!?

~ 薬膳スープから見えてくる、香港の健康文化~

 

香港で暮らしていると、思った以上に「スープ文化」が根付いていることに気づきます。


ランチにもスープ。
夕食にもスープ。
少し疲れている日にもスープ。

 

香港では、「今日はどんなスープを飲む?」ということが、日々の健康管理の一部になっています。

日本人にとっての味噌汁に近い存在ですが、その位置づけはもう少し大きいかもしれません。

 


 

「食べること=体を整えること」という考え方

 


香港には、古くから「医食同源」という考え方があります。

薬だけに頼るのではなく、毎日の食事で体調を整えるという考え方です。

特に家庭でよく作られてきたのが、「老火湯(ロウフォートン)」と呼ばれる薬膳スープ。
肉や骨、魚などでだしを取り、旬の野菜や食材を加えて、何時間もかけてじっくり煮込みます。

1970年代頃までは、家族の健康を考えたスープを作れることが“一人前の主婦”の条件とも言われていたそうです。

 

夜遅く帰宅すると、

「スープだけでも飲んで寝なさい」

と母親に声をかけられることも、珍しくなかったのだとか。

 


 

日本人が驚く、その優しい味

 

初めて老火湯を飲むと、「思っていた中華料理の味と違う」と感じる人も多いかもしれません。

味付けは意外とシンプル。
素材のうま味を生かした、どこか優しい味わいです。

 

人によっては、

「寄せ鍋の最後のスープみたい」 と感じることも。


一方で、香港の方が初めて味噌汁を飲むと、「塩辛い!」と驚くこともあるそうです。
食文化の違いを感じられる面白いエピソードですね。

 


 

共働き社会が変えた香港の食卓

 


1980年代以降、香港では共働き世帯が増え、毎日スープを作る家庭は少しずつ減っていきました。

その代わりに登場したのが、薬膳スープ専門店です。


現在では、スープだけでなく、

・涼茶(薬草茶)
・亀ゼリー

なども一緒に販売するお店が数多くあります。


伝統的な文化が、現代のライフスタイルに合わせて進化しているのも香港らしいところです。

 


 

実は“スープ好き”から香港という街が見えてくる


香港は、

・湿度が高い
・夏が長い
・生活のスピードが速い

そんな環境の中で発展してきた都市です。


だからこそ、昔から「体調を崩す前に整える」という考え方が、暮らしの中に深く根付いています。

街角の涼茶舗や、レストランの「本日のスープ」も、その文化の延長線上にあります。


観光ではなかなか気づきませんが、実際に暮らしてみると、香港という街の価値観が少しずつ見えてくるのかもしれません。

 


その他のお役立ちガイド

物件のご内覧やご相談など、日本語でお気軽にお問い合わせください!

ご遠慮なく日本語でお話しください!

  • 日本から電話 010-852-2525-2083
    香港から電話 2525-2083
  • 営業時間
    日本時間
    10:30 ~ 19:30
    現地時間
    09:30 ~ 18:30
    定休日
    香港の祝日、土日は要予約

問い合わせする

LINEで問い合わせする