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香港のベランダ事情

香港で住まいを探していると、日本との住宅事情の違いに気づくことがあります。

 

 

そのひとつが、ベランダの少なさです。

日本では、洗濯物を干したり、植物を育てたりと、日常生活の中で何かと活躍するベランダ。
しかし、香港ではベランダがなかったり、設置されていてもコンパクトだったりする住宅が珍しくありません。


高層マンションが立ち並ぶ香港では、なぜ日本のようなベランダが少ないのでしょうか。
そこには、限られた土地を活用する都市ならではの住宅事情があります。

 

限られた土地を活用する香港の住宅


香港では、人口が集中するエリアを中心に高層住宅が数多く建てられています。
限られた土地に多くの住宅を確保する必要があることから、建物の設計や間取りにも、香港ならではの特徴が見られます。

ベランダが少ない背景には、こうした住宅事情に加え、建築に関する制度や設計上の考え方も関係しています。

 

もちろん、すべての住宅にベランダがないわけではありません。

物件によっては広めのベランダやテラスを備えているものもありますが、
日本で一般的な「洗濯物を干すためのベランダ」が標準とは限らないのです。

 

 

洗濯物はどこに干す?

 

 


ベランダがないとなると、気になるのが洗濯物の干し方です。

香港では、室内に物干しスタンドを置いたり、窓際に設けられた物干し設備を利用したりする方法があります。
建物によっては、外壁側に物干し用のラックが設置されていることもあります。


一方で、室内干しが中心になる場合は、洗濯物を干すスペースの確保が大切です。
特に香港は湿度が高くなる時期もあるため、換気のしやすさや除湿設備の有無によって、日々の使い勝手が変わってきます。

 

日本ではあまり気にしなかった「洗濯物をどこに干すか」が、香港では住まい選びの大切なチェックポイントになることもあります。

 

 

ベランダのように見えるスペースにも注意


香港の住宅には、ベランダのほかに、洗濯機や設備などを置くための 「ユーティリティプラットフォーム」 と呼ばれるスペースが設けられている場合があります。

外から見るとベランダのように見えても、用途や広さ、使用上のルールが異なることがあります。
そのため、自由に物を置いたり、収納スペースとして使ったりできるとは限りません。

物件を内見するときは、ベランダの有無だけで判断せず、実際にどのような用途で使えるスペースなのかを確認しておくと安心です。

 

 

内見では「暮らし方」までイメージしよう


香港で住まいを探す際には、家賃や間取り、立地だけでなく、日々の生活に関わる設備にも目を向けてみましょう。


例えば、洗濯機の設置場所、洗濯物を干せるスペース、窓の開閉や換気のしやすさ、除湿設備の有無など。
こうしたポイントは、実際に暮らし始めてからの快適さに大きく関わります。

日本では当たり前だと思っていた設備や使い方が、香港では異なることもあります。

現地の住宅事情を知り、自分たちの生活スタイルに合った物件を選ぶこと。


それが、香港で快適に暮らすための住まい探しにつながります。


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